木質の外観の住宅の良いところ

木造の外壁は工法さえしっかりしていれば、思った以上に強固
昨今の住宅事情としては鉄筋コンクリート等に
取って変わられつつある木造住宅になります。
しかし、木は意外と火に強く、
短時間の小火等であれば思ったより
被害が少ないというのはあまり知られていないかも知れません。
木の根元まで焼けるには相当の時間・火力を要する為、
一旦火事になっても意外に被害は広がらなかったというケースもありますね。
もう一点、木の性質として、湿気に弱い事が挙げられます。
木は乾燥していれば非常に強固ですが、
一旦湿気てしまうと途端に脆くなってしまいます。
そこで木造住宅の建築工法では、
通気性を良くする為外壁通気工法を多用する事が多いのです。
通気性が良いと常に木を乾燥させておく事が出来ますので、
木造住宅には非常に有効な工法と言えます。
そして、木質の外壁の最も良いところは
見た目の温かさとやわらかさ、
見た人の心に癒しをもたらすことです。
自然素材の家と幸福度・満足度について

モダンリビングが人気になっている中
自然素材を生かした癒しの感じる家もファンが多く、
ログハウスや無垢材を生かした家をみかけます。
人気の理由はなんといても心が安らぐ生活スタイル、
無垢材の素材感は見た目に癒される以上に
触れたときの温かみも感じられます。
また、素材の厚みや重量感も新建材にはないものがあります。
自然素材というのはそりや狂いもあるので
量産するハウスメーカーの体質には相反するもの
繊細でナイーブな客層にもなかなか販売しにくい品質です。
とはいえ、アレルギーなどの現代病も多くみられるなか
おおらかで健康的な自然素材の家のジャンルに
神経質な客層が流れこんでくることも想像されます。
どうやって折り合いをつけていくかということになりますが、
買い手側が要求のレベルを合わせるのが重要になります。
無垢材は呼吸する感じや質感、柔らかさを持つ反面
硬いコーティングはされていません。
当たり前といえば当たり前ですが
自然素材はそのように傷がついても味なのだと
一般的におもうことが大事になります。
ログハウスに過剰な断熱性能を期待しない。
無垢材に必要以上の耐磨耗性を期待しないというのは
当たり前の話です。
イメージを理解して幸福のレベルを適正にもちましょう。
あれもこれも満たすことをあきらめることも大事。
住宅に対する満足度は自分で作り出すものなのです。
漆喰の壁に素焼きの瓦屋根の住宅

自然素材の住宅というとインテリアの素材に注目しそうですが、
外観を作る素材感も自然素材というものがあります。
新建材の人工のスレート屋根やサイディングなどの外壁は
確かに年々性能が改善されて長持ちするようになりました。
それと比較して素焼きの瓦屋根や、
漆喰の外壁は徐々に味わいが増していくもの
家族の成長とともに思い出が詰まっていくものです。
近年アンティークな風合いというものも人気が出ています。
スマートハウスなどの現代的住宅と相反するように
便利さを追求しない自然志向の家というのも
定番の人気があるようで、
二極化していく傾向があります。
設備やデータで安定感を求める方法と
イメージで癒しと安らぎを感じる方法。
人間はの価値観は古きよきスタイルも捨てられないようです。
木製の窓にするインテリア術

自然志向のインテリアにしたいのに
どうも自分の思い通りにしっくりこない場合があります。
その原因が何かわからないときは意外にドアや窓などの
ありふれたパーツを自然素材にしてない場合があります。
内部のドアはフラッシュドアではなく無垢の木製ドアにする。
これは輸入建材などで手軽でローコストなものがあります。
木製のサッシはキマドなどの製品がありますが、
輸入サッシで外は樹脂などの雨に強いもので
中だけが木製のものがあります。
これも比較的安価で普通のハウスメーカーでも
当たり前に対応が可能なものです。
木製のドアや窓を使うことでインテリアは激変するのですから、
各パーツを変えてもらいましょう。
それで思ったような自然な雰囲気にすることができます。
最近ではリフォームで自然なインテリアにする人も多く
数年住んだら、新建材が物足りなくて
すぐリフォームしてしまったという声もあります。
内部が樹脂のサッシも同様でコストが上がるだけで
インテリアは自然に見えない場合もあります。
後でお金を使いたくなければ
新築の場合は最初から自然素材をふんだんにつかうという
選択をしておいたほうが良いときもあります。
自然住宅、健康住宅に必要な三つのこと

自然の素材を生かした住宅といえば、
床を無垢フローリングにして、壁を珪藻土などにする。
漆喰の壁などにする。
天井を木製パネルにするなど、
素材感を自然のものにするというのがすぐ思いつくところです。
自然素材の家というのはそれだけではなく、
自然の風を取り入れること、自然の光を取り入れるということが重要になります。
自然の風や光は窓から取り入れます。
大きな窓から明るさとすがすがしい空気が入る家は
最高の贅沢な空間といえます。
光が取り入れにくい立地では天窓という方法もあるでしょう。
もうひとつ大事なのは周囲の景観を生かすということ、
自然の恵みにあふれた立地に家を計画するということも重要。
窓から周囲の木漏れ日を感じる住宅は
家にいながら癒しを感じることでしょう。
現在所有のの土地の中で景観を生かすとしても、
自然を感じる窓は必ずあるはずです。
天窓や高窓で空を見上げるような設計にします。
天然木のデッキ材でガーニングする

「天然木のデッキ材」
せっかくデッキ材として木を使用するのであれば、
天然木のデッキ材が良いですよね。
デッキ材というものはベランダで特に使われている木材のことで、
せっかく立派なベランダを作るのであれば、
天然木のデッキ材にもこだわって頂きたいと思います。
ただ、天然木のデッキ材は、輸入に頼る形に多い為に、
一般的な木材と比べて少し高くなってしまいがちで
予算の問題が出てくると思います。
ネット上で天然木のデッキ材を紹介しているサイトの
料金表を見て頂ければ分ると思うのですが、
軽く倍以上の違いがあるので、ビックリですよね。
それでも、肌触りが良く、
体に優しい天然木を選びたいと思われる方も多いかと思います。
そこで、複数の施工業者に相談してみてはどうでしょうか?
一般的な価格よりも安く施工してくれる業者もいますし、
相見積もりを取得する事で交渉する事ができると思います。
節ありのフローリングで温かみのあるインテリア

「節のあるフローリング」
無垢フローリングを好む人が多くなっていますが、
その中でも温かみを感じるのが無垢で節のあるフローリング、
コストが割安で造りは荒いのですがそのよさもあります。
新築のときにフローリングは節のあるグレードを検討するのもよさそうです。
節のないフローリングというのもありますが、
やはり生きている感じがありますので、
節のあるフローリングをおすすめしたいと思います。
節がある木材で無垢材というものがあります。
フローリングにしても体に優しいですし、
なんといっても自発的にオイルが出るようなので、
メンテナンスフリーという素晴らしい機能を持っているのです。
節のあるフローリングも良いですが、
まずはそれが無垢材を材質としているのかも、
かならずチェックされた方がよいでしょう。
また、特にお子様のいる家庭では、
自然を感じられるのでよいかと思います。
節のあるフローリングでさらに無垢材のものであれば、
「生きている」という実感を必ず得られるはずなのです。